STATEMENT

     中東の細密画の装飾性・伊藤若冲の水墨画における筆致の要素・キャンバス地そのものを重要視し

     それぞれ互いに生かす事を心がけ、画面空間を重層的(レイヤー)に置き換え構成しています。

       緻密な装飾性と、キャンバス地そのものは相反し、一つの画面に混在する事で

地と図がより複雑になるのではないかと考えています。

 

多視点を一枚で表現できる絵画ならではの目の錯覚も興味ある事のひとつ。

 

作者本人でさえ驚くような作品があれば

観覧者からはもっと大きな驚き以上の何かが生まれるのではないかと期待し

「見ても見きる事の出来ない」絵画を目指しています。

 

水野里奈。

 


I always love to create the multilayered depth of the virtual space on the canvas.
Being inspired by the way of decorativeness of middle eastern miniatures, the momentum of strong brush works by Japanese ink paintings and the texture of the canvas, I have been trying to make trompe l’oeil like composition in which every component can be subjective.I even enjoy the conflict among the elements, as it makes the paintings more intriguing for me.
RINA MIZUNO